おそらく、人類が最も長く付き合ってきたであろう飲料たる「お酒」
私自身、両親が酒とご飯をあわせるのが好きな人種だったので興味はあった。
ただ、いざ二十歳になろうというとき、酒の飲み方に困惑した。
「どうやって飲めばいいのだろう」と
私の周りを見渡すと良い酒飲みというのがいない。
父も祖父も、昭和の飲み会で飲まされて飲めるようになったクチだし、母は酒の好き嫌いが激しくビールとワインしか飲まない。
そのほかの親戚も、酒をおいしく飲もうという人間がいなかった。
そんなかんじで酒とはなんぞやと悩んでいたとき、たまたまこの本が目に入った。
というのもこの作者、広島出身なので本屋にコーナーが作られていたのである。
以前、別の広島のお店を紹介する本を読んだ時に、なんとなくこの人は酒飲みだと覚えていたので、読んでみた。
そして、わたしは酒飲みとは何かというのを見つけた。
いままで酒を飲むというのは、付き合いか中毒かの二択だと感じていた。
だからこそ、イヤイヤでも飲まれるわけでもなく、お酒を楽しめる酒飲みになりたい。
常々そう思ってきたのである。
そんな自分に「これでいいんだ」と思うようなお酒の飲み方を示してくれたのがこの本だ。
お酒という未知のモノに対する考え方を変えてくれた一冊。
是非一度手に取ってみてほしい。

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